2010/11/15 (Mon)16:07
世界の半分が「裏」だということを忘れそうになる。
明解な悪夢を見た。
家の中を縦横に舞う蛾の群れの羽根が顔を叩く感触が今も残っている。
廊下に積み上げられた本
床の隅に散らばるギターのピックガードとネジ
玄関に横たわる赤子ほどの物を人形と知りながら娘と見紛う。
もうここで夢と気付きながら
ドアの向こうに確かにいる不吉な存在の姿を拝もうとノブに手を掛ける。
分析の必要もないが
僕の半分も同様に裏である。
明解な悪夢を見た。
家の中を縦横に舞う蛾の群れの羽根が顔を叩く感触が今も残っている。
廊下に積み上げられた本
床の隅に散らばるギターのピックガードとネジ
玄関に横たわる赤子ほどの物を人形と知りながら娘と見紛う。
もうここで夢と気付きながら
ドアの向こうに確かにいる不吉な存在の姿を拝もうとノブに手を掛ける。
分析の必要もないが
僕の半分も同様に裏である。